なんで、お金無いのにクレカ持ってないの?

クレジットカード業界と関わる仕事をしていた人間が、面白いクレジットカードの情報を書くブログ

債務整理を行っている優良な法律事務所の見分け方!費用などは要チェック

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現在日本人の10人に1人がアイフルなどの消費者金融から借金をしている。

借金をしてしまっている人は、返済を楽にするために弁護士に債務整理を依頼することを検討している人もいるだろう。

ただ、債務整理を行っている事務所の広告は未だにあふれている。

「どの事務所に頼めばいいんだろう…?」と悩む人も少なくないはずだ。

 

ぼくは今まで債務整理を扱っている司法書士事務所と弁護士事務所で働いてきた。

内部から見て“こんな事務所に頼めば安心だ”と思った事務所もある。

個人的な観点にはなってしまうけれども、債務整理を行っている事務所はどんな事務所が依頼者にとって優良のかを書いていく。

 

債務整理はどこの事務所に頼んでも結果は、大きく変わらない

ドラマとかの影響で、弁護士は裁判で争って勝訴を勝ち取るっていう華々しいイメージがあるかも知れない。

でも、債務整理ではほぼほぼそんなことはない。

借金していることは消費貸借契約書で証明されるため訴訟提起されたら、まず負けてしまう。

どんなに腕がいい弁護士でもこれは同じ。

さらにいってしまうと、債務整理はやることが定型化していて、違う案件でもある程度は同じように対応することができる。

アイフルとかに電話を架けても相手も慣れているから、同じような論点で話すケースがほとんど。

債務整理のノウハウは一般化されているから、正直なところどの事務所に頼んでも借金の返済が楽になるという結果は変わらない。

失敗する可能性が低いという意味では安心できるともいえる。

 

費用は事務所によってまちまち

結果は大きく変わらなくても、費用は変わる。

もちろん、費用が安い事務所の方がいい。

広告を出している事務所は、広告費をかけているからその分費用が高くなりがちな傾向がある。

広告を出している事務所は、多くの案件をこなしているという信用度はあるけれど、すぐに飛びつかずに費用を他の事務所と比較みるといい。

 

大手の事務所でも安心できない

債務整理を行っている事務所も、ボランティアで事業を行っているわけではないから、依頼を受けて費用をもらわなければ、潰れてしまう。

利益を優先して、受任数を増やことに力を入れている事務所は、あとの処理が追いついておらず、処理が乱雑になっているケースもある。

問い合わせをしても、丁寧に説明してくれない場合もあるかも知れない。

今はネットを使えば、評判も調べられる時代。

評判を比較してどこに依頼するか決めるのもおススメの方法。

 

司法書士より弁護士に依頼する

司法書士と弁護士は両方とも債務整理を行うことができる。

しかし、司法書士には代理権が簡易裁判所で対応できる140万円までしかない。

140万円を超える訴訟や、自己破産、個人再生は代理人になることができない。

もし、手続きが進んだときに140万円を超える訴訟や、自己破産、個人再生に対応しなくてはいけなくなったら、弁護士に頼まなくてはいけなくなる。

もともと弁護士に頼んでいたら、不要なことをしなくはいけなくなるから、余計な手間がかかる。

また、弁護士は自己破産、個人再生の経験が司法書士よりも多い。法律自体の知識ではなく、債務整理の知識が司法書士よりも多いから、より的確な判断をしてくれる。

なお、弁護士の方が司法書士よりも費用が高いというイメージがあるかも知れないけれど、弁護士よりも費用が高くなる司法書士よりもいる。要注意。

 

対応してくれる弁護士と事務員との相性はいいか

事務所によって担当制をとっているところと、とっていないところがある。

担当制なら、細かいところまで把握している人が対応できるし、担当制でないなら、担当者が不在でも対応することができることが多くなる。

どちらも一長一短。

ただ、手続きを始めると短くても半年は弁護士や事務員とは付き合うことになる。面談のときに違和感があるなら、契約しないで別の事務所への相談も視野に入れた方がいい。

途中で手続きを辞めようとしても、着手金など戻ってこない費用もある。

           

まとめ

債務整理はどこの事務所に依頼しても結果はあまり変わらない

・費用は事務所によって変わるから確認した方がいい

・広告を出している大手事務所は対応乱雑になる可能性がある

司法書士よりも弁護士の方が対応できる幅が広く、知識がある

・手続き期間は長いので、弁護士と事務員との相性は面談時に確認する

以上5点が、法律事務所で働いていたぼくが考える依頼するときに考えておいた方がいい点。

債務整理の費用は何十万もかかることもあり、決して安くない。満足できるようにじっくり依頼する事務所について調べておくことをおすすめする。

 

 

 

 

 


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【要注意!】ソーシャルゲームの課金が原因の借金は、自己破産ができない?大阪地裁の書式に驚きの記載が!

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2010年代になって、ソーシャルゲームがかなり発展した。

ぼくもソーシャルゲームを遊んでいて、今までの課金した金額を合計すると10万円を超える。

 

ただ、自分で課金をしていてわかったけれど、遊んでいる人が課金するようにソーシャルゲームは工夫されている。

目当てのアイテムやカードを引くまで、課金してしまう気持ちもわからなくもないというちょっとヤバい状況。

 

話を聞いていると、ギャンブルと同じように、ソーシャルゲームの課金に依存してしまっているような状態になっている人もいる。

借金問題を扱っている弁護士事務所で勤務していたときに、ソーシャルゲームが原因で借金をしてしまっている人もいた。

 

しかし、ソーシャルゲームが原因で借金を抱えてしまうと、自己破産をしようとしても、裁判所が認めてくれないケースがある。

要注意。

 

以下で簡単に、自己破産をしようとしても裁判所が認めてくれない理由をまとめておく。

 

自己破産をしても借金がチャラにならない理由とは?

自己破産は裁判所から「免責」を認められて、初めて借金を払う必要が無くなる。

でも、無暗に裁判所が免責を認めてしまうと、社会の秩序が崩れてしまう。

例えば、横領をしても、破産をすればばれても借金がチャラになってしまったら、横領をする人が増加するだろう。

破産法252条1項では、社会秩序を乱さないように、免責を許可しない理由を定めている(免責不許可事由)。

そして、免責不許可事由には「浪費」もある。

ソーシャルゲームの課金は「浪費」として判断される。

大阪地方裁判所の書式には「浪費等」の欄に「ゲーム代」と書かれていて、報告が必要となっている。

 

ソーシャルゲームの課金をしていると絶対に免責を受けられないの?

                                                                                                                    

浪費は裁判所に免責を受けられないと説明したけれども、それは絶対ではない。

・反省文と家計簿を提出する

・免責審尋を経る

・口頭で個別の訓戒を受ける

・免責観察型の管財手続きに移行する

などなどの方法によって、免責を受けることは可能。

 

実際にぼくが働いていた法律事務所でも、免責不許可事由がある依頼者でも、免責を受けることができたケースはかなり多かった。

 

また、もし自己破産で免責を受けることが難しくても、個人再生や任意整理といった別の方法で借金を軽減することも可能。

借金問題に強い弁護士なら、面談をして、今までのケースから自己破産で免責が受けられるかどうかを判断することができる。

借金問題は、一人で悩んで、ネットで情報を集めたりしても、信ぴょう性がない情報もあり、解決しないことが多い。

 

借金問題なら無料相談を開催している弁護士事務所がほとんど。

相談したら、絶対に依頼しなくてはいけないということもないから、ソーシャルゲームの課金がもとで借金があっても、気軽に話を聞くくらいの気持ちで、相談をしてもいいのかも知れない。

 

 

借金があるのに、クレジットカードの審査に通ることはできる?解説してみた

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借金は誰だってしたくないもの。                      

ただ、ギャンブル依存症などに陥ってしまって、消費者金融やクレジットカード会社から借金をしてしまう人などもいる。

 

借金をしていて金の管理ができない状況が悪化すると、借金返済のために別の借入れ先を探すことになる。借金をして、借金を返す泥沼状態だ。

そんな借金をして、借金を返す泥沼状態で、クレジットカード会社に審査を申し込んだら、審査に無事に通り、新しいクレジットカードを手に入れることができるのか?

この記事でまとめておく。

 

借金があるのに、クレジットカードを作ることは基本的にはできない。

消費者金融やクレジットカード会社から借金したこと、借金返済に延滞した情報は「信用情報機関」の情報に記録される。

この信用情報機関の記録が結構厄介。

加盟している消費者金融やクレジットカード会社が、信用情報機関の情報を見ることができるから、他社の延滞情報も見ることができてしまう。

クレジットカード会社は審査のときに、信用情報機関の情報をみる。

つまり延滞している情報を見て、借金延滞している情報があるのことを把握するため、審査を通さなくなくなる。

よって、結論をいうと、借金を延滞しているとクレジットカードを新しく作ることが難しい。

 

借金を返すために、別の会社から借金をしても、状況は一向によくならない。

そもそも、借金を返すために別の会社から借金をしてもメリットがない。

利息が増えて、状況が悪くなるだけだ。

借金を返すために、別の会社から借りるくらいなら、解決方法のひとつとして、日雇いでもアルバイトでもして収入を増やすことをお勧めしたい。

ギャンブルをしても、借金を返せることはほとんどない。楽に借金を返せる方法はないということを認識して欲しい。

 

 もしも、本当に悩んでいるのなら、弁護士に相談を。

副業を推奨したけれど、勤務先にバレる不安や、過労による体調不良の心配もある。

借金のことを他人に話すのは、「馬鹿にされないか」とか考えると、不安があったり、抵抗がある気持ちもわかる。

しかし、借金問題は知識がない人が一人で悩んでいても解決しない。

借金問題に強い弁護士から、適切なアドバイスがもらった方がいい。

多くの事務所は、集客のために借金問題なら相談料は無料になっているから、相談しても損をすることはない。

個人的な意見が強くなってしまうけれど、司法書士に依頼するよりも弁護士に依頼した方が安心できる。

自己破産と自己再生の代理権が司法書士にはない関係で、借金問題全体の知識量だと弁護士の方が多い。

 

借金を延滞している状態で、貸してくれるところは未登録業者(闇金)の可能性があるから、要注意

 既に説明しているけれど、借金を延滞しているときは、審査が通らず新しい会社から借入れをするのは難しくなってしまう。

ただ、例外もある。

その中のひとつが、未登録業者。いわゆる闇金

闇金信用情報機関の情報に関係なく貸すことがある。

もし、「貸しますよ」という声がかかってきたら、まずは落ち着いて、考えて欲しい。

 

なお、闇金かどうかは金融庁のサイトで確認することができる。

clearing.fsa.go.jp

 

上記のURLから闇金か確認できるサイトにいける

会社名、代表者名などで調べることができるので、借りようとしている会社の知っている情報を入力して確認してみると、いいかも知れない。

 もし、該当がなければ、闇金で、身体に危害が加わる可能性もあるので、借金をしていけない。

 ただ、借金をしても状況はよくならないから、闇金でなくても借金するのはおすすめしない…。

 

 

まとめ

借金をしているのに、別の新しい会社からは借金をするのは、難しい。

そもそも、別の会社から借金をするメリットはあまりない。

もし、悩んでいるのなら、相談料無料のところもあるから、借金問題に強い弁護士に相談してみるのが個人的には一番おすすめ!

 

 

【要注意】元弁護士事務所職員が教える!弁護士に嫌われる相談者・依頼者

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もう退職してしまったけれど、ぼくは弁護士事務所で事務員として勤務していた。

業務内容は債務整理

借金で悩んでいる人が楽になる手伝いをしていた。

 

債務者(簡単にいうと借金をしている人)は、誤解を恐れずにいうと、ひとくせもふたくせもある人が多い。

 

もちろん、弁護士も仕事で相談に乗っているから、よほどのことがない限り相談者には丁寧に対応する。

相談者から依頼をされないと、弁護士もお金が入らない。

だから、基本的には依頼を受けるために、雑な対応をすることはない。

 

ただ、弁護士だって人の子。

聖人でもなんでもない。

“もうマヂむり…”という相談者・依頼者もいる。

 

どんな相談者・依頼者が弁護士に嫌われるか、観察した結果をまとめておきたい。

 

 

弁護士の時間を奪う人

遅刻の連絡の一本もしないで、面談の時間に遅れてくる人ってかなり多い。

そして、謝罪の言葉もない。

弁護士だって事務所にいれば、書類作成、事務員が作った書類などのチェック、依頼者への連絡(30分以上かかる電話もザラ)などやることが目白押し。

もちろん、遠方の裁判所に行くこともあるし、事務所になかなか来られない人にも出張して会いに行くことだってある。

控えめに言っても、弁護士に空いている時間はない。

多忙な職場で働いていたことがある人なら、わかるはずだけれど忙しいときは一分一秒も惜しい。

そんなときに、面談に遅刻してくる人はすごく心証が悪い。

同じ理由で、弁護士が説明したことを「聞いていない」と悪びれもせずに言う人も、弁護士の心証を非常に悪くする。

 

ウソをつく人・隠し事をする人

本人にとっては、「正直に言わなくても大きな影響がなさそう」と思うことでも、弁護士から見たら手続きに大きな影響を与える

例えば、弁護士が「借金をしている会社や人は全部教えてください」と言っているのに、借金している人を全部弁護士に伝えなくて、後から「取り立てがひどいから何とかしてください」と泣きついて、弁護士が大変な苦労をするケースを見てきた。

ケースによっては、手遅れになって弁護士でも手がつけられなくなっていることがある。

弁護士だって無駄なことは基本的に聞かない。

全てのことに正直に答えておく必要がある。

 

弁護士をなめている人

弁護士が敬語で話しているのに、相談者・依頼者がタメ口って場合は結構ある。

もう今までの人生経験の問題なんだろうけれど、タメ口のように自然に弁護士をイラっとさせられる人がいる。

別に難しい試験に受かったから、偉いなんて思っている弁護士なんてほとんどいない。

でも、大人としての最低限の礼儀がなっていない人はやっぱり心証は悪い。

 

弁護士の頼みごとを聞いてくれない人

「折り返しが欲しい」と頼んでも、折り返しがない…、弁護士費用を支払わない…、「無駄遣いをしないで」と頼んでも浪費をする…、必要な書類を提出しない…。

弁護士は必要だから、頼んでいる。

もし、弁護士が頼んでいることを無視し続けていると、手続きを断念せざるを得ない。

いざ手続き中止して、辞任すると告げると「手続きを辞めないで!」という依頼者がほとんど。

一事務員の立場からすると“辞任されても自業自得だな”と思ってしまう…。

 

 

まとめ

弁護士といえども、人間。

さらにいえば、弁護士業務はボランティアでやっているのではなく、仕事でやっている。

基本的には、弁護士以外の人間に対しても、やると嫌がられることは当然、嫌がられる。

裏を返せば、身構えたりする必要もない。弁護士ではない人と同じように、失礼すぎないように接すれば問題ない。

 

 

 

あゆむの経歴紹介。はじめましてのごあいさつ。  

 

ぼくの簡単な経歴は以下の通り。

 

ゆとり世代及び就職氷河期の世代。

4年生大学を卒業後にニートを経験。

 紆余曲折を経て、弁護士事務所に正社員として就職。

 

 

弁護士事務所時代の業務内容

ちなみにぼくは弁護士の資格はもっておらず、事務員として勤務していたので悪しからず。

ボーナスが出ず、薄給だった弁護士事務所を2019年に退職し、ブログを書くとかして、生活をしている。

弁護士事務所に勤務していたときは、「債務整理」という事件を扱っていた。

ここでいう債務というのは、ざっくり言ってしまうと「借金」をイメージしてもらうとわかりやすいかも知れない。

つまるところ、ぼくは弁護士のサポートを通して、借金に困っている人の返済を楽にする手伝いをしていた。

 

借金している人は、クレジットカード会社に借金していることが多い。

弁護士の指示でクレジットカード会社とやり取りをすることもあったので、「己を知り、敵を知れば百戦怪しからず」ということで、クレジットカード業界のことも勉強していた。

 

直接クレジットカード会社で働いていたことはないから、「クレジットカードのことなら、分からないことはないですね」とは言えないけれど、今までの経験をもとにクレジットカードのことを中心にブログを書いていく予定。

※退職した弁護士事務所で「クレジットカードでわからないことはない」と言っていた人がいたけれど、ぼくの話を聞いて「へー!そうなんですね…」と言っていたのは内緒の話。

 

ぼく自身は、クレジットカードをどんなふうに使っているのか?

ぼく自身はクレジットカードを3枚持っている。

楽天カード

・ちばぎんスーパーカー

・三井住友VISAカード(キャラクターとコラボしたやつ)

 

顧客満足度NO.1の楽天カードはやっぱり保有していて使いやすいなと感じる。

ちばぎんスーパーカードは、千葉銀行で口座を作るときに、申し込んだもの。

キャラクターとコラボした三井住友VISAカードはデザインが好きで、保有している。

 

ちばぎんスーパーカードと楽天カードの2枚はニートから、アルバイトで社会復帰したときに作った。

作ったときは年収が60万ほどしかなかったけれど、審査を通過することができた。

審査を通過したのは、別に裏技を使ったわけでもなく、たまたまなんだけれども、機会があればこのサイトでも経緯を書くつもり。

 

手持ちの現金がなくて、クレジットカード会社に借金した経験もあり。

今思えば、クレジットカード会社に借金したのも悪い経験じゃなかったと思う。

 

 

クレジットカードというと、現金と違って、手元に金がないので、実態がわかりづらいところもあるように感じるのもわかる。

ただ、このブログでは、できるだけ簡単に親しみやすくクレジットカードについて記事を更新していきたいと考えている。